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フランチャイズは誰でも稼げるわけではないから、稼げる。

誰でも稼げるなら、そもそも貴方が入り込む隙間は無い!

はい、かもです。

久しぶりに某お掃除のフランチャイズで頑張っているM君とお話してました。

年末から3人雇って、3人が3人ともに、社会人としてはかなり痛い人たちだった・・ということで、色々と愚痴りまくってましたが。

「遅刻、無断欠勤は当たり前。良くて、当日、急に出勤できません・・と伝えてくる・・。ありえないでしょ?これ。」

「・・・・ん・・まぁ・・。しかし、うちの会社も初期の頃はそんな感じの人ばかりだったような・・。規模がでかくなるにつれて、少しずつ出来る人たちが集まってきた感じで・・。」

「結局、俺と同じぐらいの作業量がこなせなる人間が何人かいないと、このビジネスで利益出すのは無理だわ・・。」

「・・・こんな話があるのです・・。」

「どうした?急に?」

「ある所に、そこそこ規模がでかくなった会社の社長さんがおりました。朝から晩まで頑張って、彼は今では現場に出ることもなくなり、利益も順調に増えてきていて、やりたいことは自分の代わりに社員や役員が手足のように動いてくれます。おかげで彼は、頭で考えて指示を出すだけで稼げるようになってきました。」

「????うん。で?」

「そんな彼のところにむか~し、同僚だった男が尋ねてきます。同僚は彼が退職した会社で石にかじりつくように頑張り、そこそこのお偉いさんになっておりました。」

「よくある話だね。」

「お偉いさんになった同僚から、とても条件のいいお仕事がやってきます。1日、3万近く稼げて、朝は9時ごろから、夜は8時にはお家に帰れるようなお仕事です。そして、特に資格も必要なく、正直、日本語が読めれば誰でも出来てしまうお仕事です。」

「まだ続く?その話。」

「誰でも出来る、そのお仕事にちょっとトボケテいるけれど、心優しいカモという男が従事しておりまして。」

「ふんふん。」

「楽だし、まぁ、稼げるし。こりゃいいや!などとほくそ笑んでおりました。・・・・・・が、しかし。カモは知るのです。来週には自分の3分の2のお給料で、バイトと呼ばれる人物や、パートと呼ばれる人物や、そして、社員と名乗る人物が自分の代わりにスタンバっていることを・・。」

「まぁ・・。誰でも出来るなら、お前みたいなのがやり始めると根こそぎ持っていくからな・・。出来高にするよりも、時給制にしたほうが経営者としては儲かるじゃん。誰がやっても200個以上配達出来るような場所なんだろ?」

「・・・・・・・な?そうだろ?そう考えるだろ?みんな一緒なんだって。最終的にシステム化して、誰がやっても利益が出るように一所懸命に考えるのが経営者という生き物で。その仕組みを作るのが大変なんだって。」

「・・で。そういう仕組みが出来上がってる業界はそもそもフランチャイズとかに積極的にしようとしないって。人によって差が出るからフランチャイズは成り立つんだよ。」

これ、仕事も一緒だと思うんですよね。誰がやっても一緒なら別に僕じゃなくてもいいやな・・と常に考えてます。で、そうすると、自分でなければ面倒くさいことになるポジションを意識して取りにいくと思うんですよね。

誰でも出来ること。いつでも代わりはいるということ。うちの社長ともこの間話してて、印象的だった一言。

「最近はちょっと強気で委託業者に物が言えるんです。いざとなったら代走の人間もいるし。昔はものすごく頭に来てても、下手に刺激して、欠勤とかされたら、俺が追い詰められるだけだから言いたいことも言えなかった・・・。」

・・・・中小企業の社長って大変だなぁ・・・。





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